「ここはどこ?」・・思わず「私は誰?」と続けたくなるような言葉なんですが…これを発したのは2歳さん・男の子。おさんぽ劇場は「ももん&カミナリ」で三重県・東員町の幼保を巡演中。桑名市の北西に位置する当町には、幼稚園・保育園が同居した公立施設が6園ある。子ども園的であるが、在園児は幼・保どちらかに属している。と云っても保育時間が違うだけで、園の一体感は普通にある。…で、冒頭の言葉を聞くに至った経過は・・・
舞台の仕込みを終え、手を洗いにテラスに出る。すると男の子が近づき「虫!」…目を向けると、小型のカミキリのような虫が天井に張り付いている。ジイ「あぁ、いるね」男の子「音を出すと動く」と言い、手に持った積み木(?)で柱を叩く。虫はそれほどは動かず、しかし触角の動くを見て男の子「ほらね」まぁ同意する外なく「おぉ、動いたねぇ」…そんなこともあり、開演時刻まで余裕があったので、持ち合わせのおもちゃ的人形を持って来て、2歳クラスの窓ガラス越しにチョットだけパフォーマンス。目ざとく見付けた子たちが押し寄せる。こちらが人形で「パクパク」と食べる動作をすると、向こうの子たちは我さきに手を出す。手を食べて欲しいのだ。キリがないので「お腹いっぱい」と言って終演となる。が、興味津々な子が人形劇会場までついてきた。ステージがセットされた室内が普通と違っているのを見て「ここはどこ?」となったのです。…最近覚えた言葉なのでしょうね。
そんな園の上演。「ももん」は、ハンドベルをバチで鳴らしながら始まる。通常、最初は期待と緊張で静か→ベル音が賑やかになると笑い声、てな感じ。ところがその日は、先生の「お願いします」に呼応してステージの縁まで進み、ベルを叩こうと構えただけで笑い声。あんまり楽しいので、構える動きを何度かすると、その度に会場には大笑いが巻き起こる。嬉しい反応だったが、興奮しすぎると疲れちゃう?そんな心配もなく、最後まで楽しいステージでした。

