名古屋市の公立幼保は、少しづつ民営化が進んでいる。その是非を論じるわけではないが、公演先に2ヶ園続いたので少々気になった。(←古い地図で行き先を検索したら、旧園名=公立で掲載されていた)民営化は、確か20年ほど前に始まったと記憶している。当時は「行政の福祉切り捨てだ」と叫ばれ、保育関係者に反対運動が起った。結果、民営化は行われたが、良心的な法人が受託することになる。(劇団が毎年公演している園の姉妹園となり、以前以上に公演することになった)この動きは名古屋市のみならず、豊田市・刈谷市など所謂トヨタ傘下の自治体においては顕著にみられる。受託団体をみてゆくと、概ね良心的だと思われる法人。が、まれに株式会社もあって、保育の質を心配するところもある。さて今回出会った園は、どちらも劇団との付き合いが長い法人が運営。先生方とも忌憚なくお話することができた。…公・民それぞれに良き面がある。公演で伺うジイ達は、何かしら架け橋のような役割を担えると良いなぁ。
それから…45年の劇団活動で初めて伺う園も、幾つか続いた。ひとつは岐阜県郡上市の園。上演後に園長先生「若い頃、腹話術を習いに名古屋まで行ってました。高速がなく、片道2時間半ほどかけて」 もうひとつは瀬戸市の園。園長先生「私が新任の年に初めて観ました、むすび座を。その時『こんな世界があるんだ!』ってビックリしたんです」それ以来ず〜っと観劇を大切に思っているとのコト。…若い頃の新鮮な出逢いは大切だなぁ。どちらも、60歳ほどかと思われる方でした。

