【ウサジイ昔ばなし】〈147〉・・・劇場アレコレ
先日のTVで、東京都・千代田区が話題にのぼった。千代田と云えば都心も都心、首都圏に疎いジイは〈へぇ、人が住んでるんだ〉などと呟いてしまったが、思い返せば千代田区の子ども(おやこ?)劇場で上演したことがありました。40年近く前の当時も他区に比べて人口は少なかったが、大型(8〜9名編成)作品を取り組める規模の劇場さんでした。古めの区民センターのような会場で、床保護のためガムテ禁止…どころか、テープ類全面禁止だった。それはタテマエとして、職員さん「パンチ貼れないと困るよね」と、見なかったことにしてくれました。(時効です!)・・・そんな所から幾つか思い出す件があり…遠い過去ゆえ思い違いアリ・旧自治体名で・劇場さん閉鎖後に別の形で活動アリかも等々お許しを。
1990年前後、子ども・おやこ劇場は全国に次々と生まれていた。そんな頃に「石の馬」〜「西遊記」で巡演でき、有難い経験をさせてもらったジイです。劇場発祥の地・福岡市では、少年文化会館で一週間連続の例会。会館付近が長浜でラーメンのプレハブ小屋(?)があった。替え玉用のスープはテーブル上・ヤカンに入っていて、ご自由に!でした。当地の役員さん「将来的には中学校区に一劇場を見据えています」そんな勢いがあったんです。
都市部にとどまらず、例えば岐阜県・神岡町。山あいの人口数千人の街に、人口比5%近い会員数の劇場が組織され、「悟空誕生」を呼んでくれた。(←しかも雪の残る季節に!)当時岐阜県には全市に劇場があり、町村へと広がる勢いがあったんです。とは言え地域により事情は様々。北海道や九州北部の炭鉱を抱える地域では経済衰退・人口減少から、すでに劇場閉鎖が話題に上ることも。…近年「ももん&カミナリ」ツアーの帰り道、夕張市に寄ってみた。閑散とした市街地に感じるは、文字通りトキノナガレでした。※…つづく。

