翌朝7:30に士別を出て道央道を南下、札幌に戻る。旭川以北は森の中を走る様な部分もあり、「鹿に注意!」の電光掲示も誇張ではないような気がする。虫、取り分けトンボが多く、何匹も殺生してしまった。日曜日だと云うこともあり、予定時刻前に会場到着。札幌子ども劇場協議会の5劇場さん協同の例会は幼児例会で、小学生未満の子達のみ。小学生不在は、少々構える部分もあるジイなのです。けれども始まれば、子ども達に助けられっぱなしのジイ。というのは…。
*この日が子ども劇場デビューだという2歳さん。お芝居が始まると、トコトコと舞台前に来る。ジッと見ていて、帰って行く。客席と舞台ツラとの中間点が立止り点らしい。何度も繰り返すが、視線を遮られて文句を言う子もなく、お芝居は終了。終演後にお母さんの元に行くと、「ごめんなさいねぇ」でも、その割にはドッシリ構えている感じ。続けて観てくださるようで安心です。 *「ももんちゃん」前半・カエルの場面。時々あるんですが、カエルの動きに合わせてピョンピョンする子。すると隣の子も真似て、ピョンピョン。それが周りの大人に大受けで、ステージのジイ達は二の次。 *最初に入場して、人形劇を超楽しみにしていた男の子・年長さん(?)。「ももんちゃん」を超楽しみ、幕あいのゲームで盛り上がり、さぁ「カミナリ」となった途端…自ら後ろの方へ移動して行く。どうした事か?と盗み見ながらのお芝居。どうやら鼻血が出たらしい。後で聞くと、これが初回ではなく、出血に対して冷静に対処したらしい。つまり、母ではなく劇場スタッフの所に行き、処置を求めた。しかし観劇は止めず、額を冷やすモノが目を閉ざすと自分の手に奪い、見えるようにして冷やしていた。有難い観客です。