その昔(?)、この日記には子ども達の荒唐無稽な発言が沢山載っていたような気がしている。コロナ禍にもよって接触が減ったためか、ジイが演じているお芝居の質が変わったのか、はたまた子ども達の環境が変化したのか?そこは判らないが、「面白い」発言が少なくなっているような気がする。・・にしても、相変わらず子ども達の発想は面白い。(どっちや!)
豊田市の東部・山あいにある子ども園で「ももん&カミナリ」の公演。※ももん冒頭・蝶と戯れる場面、蝶を操演しながらCちゃんが下手へ移動する。すると会場から「蝶々が笑ってる!」…舞台上の二人は「?」上演後に話してみた結果、おそらくこんなことだったんじゃないかなぁ…ももんちゃんを遣っているCちゃんの笑顔を見て、蝶と遣い手のイメージが重なって見えた。いやいや、ならば一番見事な・詩的な鑑賞です…拍手!※「カミナリ」では雷の子・ゴロちゃんが、爺さん(吾郎と言います)と対決します。中盤ゴロちゃんが「爺ちゃん何歳?」と聞く。子どもにはよくある発言です。爺さん「答える必要はない」と応えるのですが、それよりも早く会場から「25歳!」極めてクリアな発言かあった。先生方は大笑い。ん〜、彼にとっては「25」はとっても大きな数字だったんだろうなぁ。※てな調子で爺さんを翻弄するゴロちゃん。それを観てた子ども達は、彼には共感できるのだが、にしても酷すぎると思ったのか(?)「いい加減にしたら」の声。爺さんにはありがたい助太刀ですが、子どもにはハチャメチャであって欲しいと思うジイでした。
てなことを、二日がかりで書いてると…本日行った名古屋市内の子ども園。帰り際に園長先生と話す中、先生「10年も前にはヤジを飛ばす子もいて困りました」ジイ「いやいや、そのくらいパワーがないとね」…ホントにそう思ってます。ヤジ=生命力の発露を感じるんです、子どもには。その園の「カミナリ」中、爺さん独りぼっちの場面、会場から「オジイチャン、ア〜ソ〜ボ!」と声がかかる。カミナリゴロちゃんが居なくなったから、自分が遊んでやろうという、優しい言葉でした。・・・子どもは、優しく・雄々しくあれと思うジイです。