2024年11月06日

ウサジイの公演日記#1103

「子どもは突飛なコトを言う」などと聞く。今日もそんな場面に出会ったが、その意見は新鮮で、面白い経験だった。ジイ達・大人は沢山の経験を積んできているが、それは諸刃の剣。経験を疑わないことで、思わぬ過ちに陥ることだってある。・・・な〜んて思わせるほど、楽しい出会いがありました。それは「ももん&カミナリ」で飯田市の保育園公演。市文化会館の事業で、幼保・小学校での観劇がある。会館が紹介する作品(劇団)に対して、各園が手を挙げ実施する。予算は市が負担している。さすが「人形劇フェスタ」の街である。ジイ達のグループも年に2〜3回は上演しているが、先生方の対応は見事。子ども達の舞台への集中度も中々のもので、夏のフェスタで観慣れている感がある。
話はステージではなく、子ども達と一緒に頂いた給食。飯田では副食のみの給食で、主食=ご飯は家から持ってくる。これはこれで、何か意図があるのだろう。3歳未満児にはご飯も給されるので、ジイ達はそのおこぼれにあずかる。その日の園は、3歳以上児が縦割り保育。3クラスのそれぞれに、3・4・5歳さんが暮らしている。ジイがご一緒したのは、カブトムシグループ。席に着き「頂きます!」と言う前に「ねぇ、どこから来たの?」…これは定番ですが、「名古屋市からだよ」と答えると「あ、ナゴヤ行ったことある」等と返ってくる。最前列の男子二人は「水族館にも行ったよ」「俺も!動物園も」「動物園は横にあるもんね」…と自慢合戦。因みに動物園はかなり離れていますが、彼らは納得していました。…ひとり後列の子が「名古屋って小さいの?」ジイ「結構大きいよ」「ふ〜ん。じゃ、そのビルがたがた?」「???」どうやら彼は、ジイがそこから来たナゴヤ=家的なモノだとイメージしている。先生の「帰ってからお家の方に聞いてみようね」には聞く耳を持たず、しばらくの後「ねぇ、名古屋は誰がいるの?」…誰って、う〜ん、どう答えりゃ良いんだ!真っ直ぐに聞いてくる彼に、全く太刀打ちできませんでした。
posted by むすび座メンバー at 18:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする