清須市の児童センターで「ももん&カミナリ」を上演。緊張の公演でした・・・と云うのは、子育て支援事業で親子15組の客席。もちろん子どもは、3歳未満・1〜2歳さんが多かった気がする。劇団では0〜2歳向けの作品も公開しているが、「ももんちゃん」に惹かれてといったケースがしばしばある。「ももん」は元来、乳児さん向けに創った訳ではない。優しい雰囲気と台詞なし(?)=喃語中心なので、確かに低年齢の子にも無理なく観てもらえる。けれどストーリー自体は、3歳以上でないと理解できない部分が多い。…なんて泣き言を言っても仕方がない。オファーがあればステージを観てもらうばかりです。
この日は日常的に児童センターに来ている親子が半分、あとは始めて来る方らしい。早めに仕込みが終わり、階下(会場は2階)に行くと、既に2組が来ている。常連さんらしく子ども達は勝手にオモチャを出して遊び始める。そんな子は初めてのジイでも大丈夫らしく、一緒に遊んでくれた。問題は一見さん…ややドキドキのお出迎え。ワンワン&コロコロのパフォーマンスで、大丈夫そうな子には関り、そうでない子にはそれなりに。そして「ももん」の入り…お芝居と云うモノは特別な空間ができるわけで、それに馴染めないと怖いのです。なるべく日常を意識しての開幕。なんとか大丈夫だったようです。けれども「カミナリ」は、さすがに厳しかった!そもそも4〜5歳さん向けのストーリー、会場と駆引きするように進行します。でも、時々、意外なところで笑う子がいたりして、彼は何を思ったのか?疑問です。何とかかんとか終演した後には、一組づつ記念写真を撮ってめでたく完了。親御さんにとっては、記念のフォトがあれば万事良しなようでした。
2024年11月28日
2024年11月21日
ウサジイの公演日記#1106
秋は芸繁期。昨週は日曜日〜土曜日の7st。で、今週は月〜金だが、5日8st!(その昔・ジイ若かりし頃に比べれば、何てことはないのだけれど…)その二日目、名古屋市内中心部の保育園公演。都市部の園には駐車スペースのない所もあり、この日も駐車は近くのコインパーキング。そこから100mほど荷物を運ぶことになる。これに限らず困難は様々(狭小会場など)あるが、公演を企画してくださる園には感謝しかない。さてこの日は、午前午後の2ステージ。午前に1歳+2歳低月齢が「ももん」〜2歳高月齢+3歳が「カミナリ」、午後に4〜5歳がフル観劇という流れ。コロナ以前は一度で観ていたが、コロナ時の少人数観劇の良さからこのシステムになった。(まぁ、それぞれに善し悪しがあるかとは思います…)
客席の年齢が異なると、ジイ達もそれなりに演技を工夫することになる。詳しくは文章化しにくいが、テンポと間合いには気をつける。…で、1st目:ももんちゃんの行動に2歳さんは大興奮。足をバタバタ・両手で床をドンドン!ありがたい声援でした。午後の4〜5歳さんでは、市中心部・いわゆる繁華街に近いだけあって様々なツッコミに逢う。自己アピールだと思い受け流しながら、お芝居は続く。「カミナリ」終盤・雷の子と喧嘩別れして独りぼっちの爺さん。騒がしかった先ほどを想い出し「静かじゃなぁ」と呟く。すると前列・年中さんが「あ〜〜」などと声を出す。直後、両手で床をドンドンと叩きだす。10人ほどが一斉に。…ジイ演じる爺さんは聞こえるはずもなく、ジッとしている。すると「ママに会いたくなった」的な言葉が聞こえ始める。叩いていた彼らだ。・・・ちゃ〜んとお芝居を観ていてくれ、寂しい爺さんの心象を反映してくれたんだなぁ。やっぱり子どもはスゴイ。
客席の年齢が異なると、ジイ達もそれなりに演技を工夫することになる。詳しくは文章化しにくいが、テンポと間合いには気をつける。…で、1st目:ももんちゃんの行動に2歳さんは大興奮。足をバタバタ・両手で床をドンドン!ありがたい声援でした。午後の4〜5歳さんでは、市中心部・いわゆる繁華街に近いだけあって様々なツッコミに逢う。自己アピールだと思い受け流しながら、お芝居は続く。「カミナリ」終盤・雷の子と喧嘩別れして独りぼっちの爺さん。騒がしかった先ほどを想い出し「静かじゃなぁ」と呟く。すると前列・年中さんが「あ〜〜」などと声を出す。直後、両手で床をドンドンと叩きだす。10人ほどが一斉に。…ジイ演じる爺さんは聞こえるはずもなく、ジッとしている。すると「ママに会いたくなった」的な言葉が聞こえ始める。叩いていた彼らだ。・・・ちゃ〜んとお芝居を観ていてくれ、寂しい爺さんの心象を反映してくれたんだなぁ。やっぱり子どもはスゴイ。
2024年11月15日
ウサジイの公演日記#1105
「カミナリカレー」で演じている爺さんは、カレー作りが得意。カレーを知らないに雷ゴロちゃんに聞かれ「カレーと云うのは、世界で一番旨い食べ物じゃ」と断言する。若干無理もある台詞ゆえ、スパイシーな食物を総じて「カレー」とイメージして言っている。しかし、観ている子達にとって受け取り方は様々。そもそも食の好みは色々だから、反応も色々になる。大抵の子は何となく納得するが、「えーっ、違うよ!」と自分にとっての一番旨いモノを主張する子もいる。中には「へ〜、そうなんだ」と、新発見を聞いたかのように納得してくれる子もいる。(少々、後ろめたい気分)然してこの日は「人によるけどね」と、極めて冷静な発言があった。…はい、まさにその通りです。
公演先は浜松市の幼稚園。既に何度か書いているが、ここも園児数10余名。最寄りの園との合同で公演を作ってくださっている。しかし少人数には、それなりにラッキーな面も多々ある。上演にしても、ひとり一人の反応に合わせて演じられる。(=観る側に合った表現となる)上演後の質問コーナーでも、尺取虫のワークショップ的なことまでできたりする。・・・翌日は四日市市の幼稚園。ここはさらに少なく、園児6名(しかも1名お休み!)けれども「遊び会」(=未就園児に園を開放)の親子が10組ほど参加して、それなりに賑やかに。1〜2歳ほどの子ばかりだが「カミナリ」までしっかりと観てくれた。そんな子たちは、何故か立って観ている。座っての観劇は馴染まないようだ。途中で親御さんが膝に乗せるので、ず〜っとって訳ではないのだが…。放っておけば、ずっと立っているのだろうか?興味がわく。
公演先は浜松市の幼稚園。既に何度か書いているが、ここも園児数10余名。最寄りの園との合同で公演を作ってくださっている。しかし少人数には、それなりにラッキーな面も多々ある。上演にしても、ひとり一人の反応に合わせて演じられる。(=観る側に合った表現となる)上演後の質問コーナーでも、尺取虫のワークショップ的なことまでできたりする。・・・翌日は四日市市の幼稚園。ここはさらに少なく、園児6名(しかも1名お休み!)けれども「遊び会」(=未就園児に園を開放)の親子が10組ほど参加して、それなりに賑やかに。1〜2歳ほどの子ばかりだが「カミナリ」までしっかりと観てくれた。そんな子たちは、何故か立って観ている。座っての観劇は馴染まないようだ。途中で親御さんが膝に乗せるので、ず〜っとって訳ではないのだが…。放っておけば、ずっと立っているのだろうか?興味がわく。
2024年11月11日
ウサジイの公演日記#1104
「ももん&カミナリ」で名古屋市内の幼稚園公演。ジイが入団した年にはお世話になっているから、ヒョットしたら劇団創立間もない頃からの公演先かもしれない。入団初年の光景は、朧気に覚えている。夏?園庭で走り回る園児たちにホースで放水している先生方。園庭に溢れんばかりの子ども達がいた。然して近年は、例にもれず園児減少。今年は50名弱でした。けれども元気な子たち!「ももん」冒頭・ベルを鳴らしながらの導入部。「チリチリン〜」に呼応して「イェ〜イ!」次の「チ〜ン」にも「イェ〜イ!」意外な反応に驚きながらも、こちらがすっかり乗せられました。
その反応の先陣を切っていた男の子・3歳。初めは幼稚園に入学したのだが、偏食が激しく、併設の保育部門で生活している。幼稚園では給食がある。しかし彼は、ポテトとチキンナゲットしか食べない。…おそらく親御さんの食生活がうつってしまったのでしょう。ご両親は心配していない模様。園側が判断して、離乳食的なところから食生活を改善しているらしい。とりあえず入園してラッキー、あとはこの先どう過ごしてゆけるか…心配でもある。
食事と云えば、その地域には中東からの出稼ぎの方々が多い。年長クラスだけでも、13人中4名がそうした家庭の子どものようだ。そして給食には、イスラムの戒律に触れるメニューもある。なので彼らは弁当持参。昼食の配膳棚には、納入された給食弁当と持参の弁当バッグが同居して並んでいた。(因みにその近辺には、ハラル食材の店舗がいくつかある)にしても、保育園ではなく幼稚園に来るのか?中東の就学事情が関係しているらしい。(以下・園長先生談)彼らの家族は、いずれ母国へ帰る。そこでは教育施設が少なく、全員が就学できるわけではない。日本で就学(幼稚園=幼児教育)していた証明書があると、優先的に就学できる。それで保育園を避けているようだ。
その反応の先陣を切っていた男の子・3歳。初めは幼稚園に入学したのだが、偏食が激しく、併設の保育部門で生活している。幼稚園では給食がある。しかし彼は、ポテトとチキンナゲットしか食べない。…おそらく親御さんの食生活がうつってしまったのでしょう。ご両親は心配していない模様。園側が判断して、離乳食的なところから食生活を改善しているらしい。とりあえず入園してラッキー、あとはこの先どう過ごしてゆけるか…心配でもある。
食事と云えば、その地域には中東からの出稼ぎの方々が多い。年長クラスだけでも、13人中4名がそうした家庭の子どものようだ。そして給食には、イスラムの戒律に触れるメニューもある。なので彼らは弁当持参。昼食の配膳棚には、納入された給食弁当と持参の弁当バッグが同居して並んでいた。(因みにその近辺には、ハラル食材の店舗がいくつかある)にしても、保育園ではなく幼稚園に来るのか?中東の就学事情が関係しているらしい。(以下・園長先生談)彼らの家族は、いずれ母国へ帰る。そこでは教育施設が少なく、全員が就学できるわけではない。日本で就学(幼稚園=幼児教育)していた証明書があると、優先的に就学できる。それで保育園を避けているようだ。
2024年11月06日
ウサジイの公演日記#1103
「子どもは突飛なコトを言う」などと聞く。今日もそんな場面に出会ったが、その意見は新鮮で、面白い経験だった。ジイ達・大人は沢山の経験を積んできているが、それは諸刃の剣。経験を疑わないことで、思わぬ過ちに陥ることだってある。・・・な〜んて思わせるほど、楽しい出会いがありました。それは「ももん&カミナリ」で飯田市の保育園公演。市文化会館の事業で、幼保・小学校での観劇がある。会館が紹介する作品(劇団)に対して、各園が手を挙げ実施する。予算は市が負担している。さすが「人形劇フェスタ」の街である。ジイ達のグループも年に2〜3回は上演しているが、先生方の対応は見事。子ども達の舞台への集中度も中々のもので、夏のフェスタで観慣れている感がある。
話はステージではなく、子ども達と一緒に頂いた給食。飯田では副食のみの給食で、主食=ご飯は家から持ってくる。これはこれで、何か意図があるのだろう。3歳未満児にはご飯も給されるので、ジイ達はそのおこぼれにあずかる。その日の園は、3歳以上児が縦割り保育。3クラスのそれぞれに、3・4・5歳さんが暮らしている。ジイがご一緒したのは、カブトムシグループ。席に着き「頂きます!」と言う前に「ねぇ、どこから来たの?」…これは定番ですが、「名古屋市からだよ」と答えると「あ、ナゴヤ行ったことある」等と返ってくる。最前列の男子二人は「水族館にも行ったよ」「俺も!動物園も」「動物園は横にあるもんね」…と自慢合戦。因みに動物園はかなり離れていますが、彼らは納得していました。…ひとり後列の子が「名古屋って小さいの?」ジイ「結構大きいよ」「ふ〜ん。じゃ、そのビルがたがた?」「???」どうやら彼は、ジイがそこから来たナゴヤ=家的なモノだとイメージしている。先生の「帰ってからお家の方に聞いてみようね」には聞く耳を持たず、しばらくの後「ねぇ、名古屋は誰がいるの?」…誰って、う〜ん、どう答えりゃ良いんだ!真っ直ぐに聞いてくる彼に、全く太刀打ちできませんでした。
話はステージではなく、子ども達と一緒に頂いた給食。飯田では副食のみの給食で、主食=ご飯は家から持ってくる。これはこれで、何か意図があるのだろう。3歳未満児にはご飯も給されるので、ジイ達はそのおこぼれにあずかる。その日の園は、3歳以上児が縦割り保育。3クラスのそれぞれに、3・4・5歳さんが暮らしている。ジイがご一緒したのは、カブトムシグループ。席に着き「頂きます!」と言う前に「ねぇ、どこから来たの?」…これは定番ですが、「名古屋市からだよ」と答えると「あ、ナゴヤ行ったことある」等と返ってくる。最前列の男子二人は「水族館にも行ったよ」「俺も!動物園も」「動物園は横にあるもんね」…と自慢合戦。因みに動物園はかなり離れていますが、彼らは納得していました。…ひとり後列の子が「名古屋って小さいの?」ジイ「結構大きいよ」「ふ〜ん。じゃ、そのビルがたがた?」「???」どうやら彼は、ジイがそこから来たナゴヤ=家的なモノだとイメージしている。先生の「帰ってからお家の方に聞いてみようね」には聞く耳を持たず、しばらくの後「ねぇ、名古屋は誰がいるの?」…誰って、う〜ん、どう答えりゃ良いんだ!真っ直ぐに聞いてくる彼に、全く太刀打ちできませんでした。
2024年11月04日
ウサジイの公演日記#1102
東海道「宮の渡し」は、熱田から海路で桑名へ向かう船着場。そのすぐ南に、内田橋商店街はある。多くの商店街同様かなり寂びれているが、一部に新規・面白い業者が入り、小さく息を吹き返している。ここで文化の日に商店街主催のお祭りがあり、ジイ達が「ももんちゃん」と「プーとブー」のミニステージを上演した。…と云っても野外ステージではなく、アーケードからは裏側にあたるビルの一階・とある劇団のアトリエです。間口2間半・奥行き6間ほど、以前は工場だったらしく少々複雑な出っ張りもある。
何故そこで?…夏に行われた人形劇のワークショップ。そこに参加した劇団の若手が、小劇場を主催する方と知り合った。彼は隣接する商店街とも仲良く、昨年のお祭りで自分の作品を上演した。が、どうもお祭りの雰囲気に馴染まないような気がしていた。そこでファミリー向け作品=むすび座に打診があったという経緯。話を聞いた若手グループから持ち掛けられたジイ達は、即断「是非やろう!」…が、会場条件がやや厳しいらしく、下見と打合せに伺った。客席は限定されるが、作品を選べば難しくはない。お祭りの中なので、20分弱の作品を13・14・15時の連続公演、料金もそれに見合うようワンコインに設定。打合せには商店街の理事も同席し、催し全体の中でどう活動するかが確認された。
当日は、用心して9時には仕込み開始。11時前には客席・受付も含めて準備完了。アーケードの方へ行くと、商店街には特別メニューのポスター・車道には何台ものキッチンカー・メインステージではフラダンスが行われている。端の方には地域の消防団や、自衛隊のブースまであった。その中を若手グループが宣伝して回る。サンドウィッチマンスタイルで、人形片手にチラシをまく。
で、公演は…前売りチケットなしで、どう転ぶか判らない中、各ステージ30名弱の入り。「どこそこで観たことがあります」って方も多く、大人だけのご来場もそこそこ。しかも初人形劇らしく、会場の状態を確認してからのチケット購入の方も。(確かに、いきなりニンギョウゲキがあるって言われても、不思議だったりします)子ども達も、各10人弱来てくれて「ありがとう!」でした。
何故そこで?…夏に行われた人形劇のワークショップ。そこに参加した劇団の若手が、小劇場を主催する方と知り合った。彼は隣接する商店街とも仲良く、昨年のお祭りで自分の作品を上演した。が、どうもお祭りの雰囲気に馴染まないような気がしていた。そこでファミリー向け作品=むすび座に打診があったという経緯。話を聞いた若手グループから持ち掛けられたジイ達は、即断「是非やろう!」…が、会場条件がやや厳しいらしく、下見と打合せに伺った。客席は限定されるが、作品を選べば難しくはない。お祭りの中なので、20分弱の作品を13・14・15時の連続公演、料金もそれに見合うようワンコインに設定。打合せには商店街の理事も同席し、催し全体の中でどう活動するかが確認された。
当日は、用心して9時には仕込み開始。11時前には客席・受付も含めて準備完了。アーケードの方へ行くと、商店街には特別メニューのポスター・車道には何台ものキッチンカー・メインステージではフラダンスが行われている。端の方には地域の消防団や、自衛隊のブースまであった。その中を若手グループが宣伝して回る。サンドウィッチマンスタイルで、人形片手にチラシをまく。
で、公演は…前売りチケットなしで、どう転ぶか判らない中、各ステージ30名弱の入り。「どこそこで観たことがあります」って方も多く、大人だけのご来場もそこそこ。しかも初人形劇らしく、会場の状態を確認してからのチケット購入の方も。(確かに、いきなりニンギョウゲキがあるって言われても、不思議だったりします)子ども達も、各10人弱来てくれて「ありがとう!」でした。
2024年11月01日
ウサジイの公演日記#1101
浜松市のこども園で「ももん&カミナリ」の公演。大学まである法人の施設だが、田園地域にあり子ども達は超人懐っこい。規模もそこそこある園だが、スタッフの人数が贅沢な感じ。…ある意味、チョット(良い意味で)変わってる園です。10年ほど前に初めて伺って以来、ずっと呼んでもらっている。上演時に楽しいのは、会場入口に掲示されたポスター。先生がパソコンで作ったようです。子ども達は、これまた手作りのチケットを持ってやって来る。入口で先生がもぎっての入場です。
それからが、チョット変わってる。まず「皆、座りたい所に座りましょう」…年齢順とかではないのです。入場した順に好きな所に座る。その日は年長クラスが早かったので、彼らが最前列。色んな意見があるかと思いますが、これはこれで面白い。座高がさほど変わらなければ、鑑賞エリアが十分にあれば、色んな順序で試してみるのも良いかと思う。後から来た子が、最前列に割り込んだりするから、いわゆる「自主性の尊重」が確保されている。
そんな園だから、寝転んで観る子がいても放任。演じる側には特に影響ないわけで…ジイ達はどんな格好で観ても気にしません。(寝てると目線が下からになり、見づらいとは思いますが…)それから、踊る子もいた。「カミナリ」の舞台転換時の音楽が気に入ったのか、踊りだし、音楽終了後もしばらく踊っている。これには先生方は大笑い。「カミナリ」上演中に「お爺ちゃ〜ん!」と声がかかる。理由は不明だが、彼は終盤・爺さんゴロちゃんを待つの景でも、爺さんの「お〜い、坊主〜!」に呼応して「お〜い、坊主〜!」こればっかりは演者として、やり辛い。…叱咤激励の言葉として、いただいておきました。
それからが、チョット変わってる。まず「皆、座りたい所に座りましょう」…年齢順とかではないのです。入場した順に好きな所に座る。その日は年長クラスが早かったので、彼らが最前列。色んな意見があるかと思いますが、これはこれで面白い。座高がさほど変わらなければ、鑑賞エリアが十分にあれば、色んな順序で試してみるのも良いかと思う。後から来た子が、最前列に割り込んだりするから、いわゆる「自主性の尊重」が確保されている。
そんな園だから、寝転んで観る子がいても放任。演じる側には特に影響ないわけで…ジイ達はどんな格好で観ても気にしません。(寝てると目線が下からになり、見づらいとは思いますが…)それから、踊る子もいた。「カミナリ」の舞台転換時の音楽が気に入ったのか、踊りだし、音楽終了後もしばらく踊っている。これには先生方は大笑い。「カミナリ」上演中に「お爺ちゃ〜ん!」と声がかかる。理由は不明だが、彼は終盤・爺さんゴロちゃんを待つの景でも、爺さんの「お〜い、坊主〜!」に呼応して「お〜い、坊主〜!」こればっかりは演者として、やり辛い。…叱咤激励の言葉として、いただいておきました。