札幌の次は釧路…への移動日。とにかく行けば良いわけで、高速道路は帯広まで。後はR38を走った。途中、豊頃で「ハルニレの木」に会う。(ぶぶふぉと参照)樹自体にも150年の年輪を感じたが、立っている牧草地・好天の空と雲に映えて清々しい気分になる。途中、道道1038号線に迂回し、早めに太平洋側に出る。海岸線に沿った山肌は、海からの強風のせいか高い木は生えていない。白波立つ長〜い海岸線を釧路市へと走った。
翌日の公演は夕方から。入り時間まで間があり、釧路湿原へ足をのばす。まず釧路湿原展望台…と思ったら、駐車場で観光バスに遭遇。館内は落ち着いて見たいので、眼に入った周遊道路(?)へ向かう。湿原の中を歩くのかと思ったら、湿原端の山の中を上ったり下ったり。3q弱でも汗びっしょり、最後に展望所があってホッと一息つく。ところが、その道の出口まで来ると「熊発見の情報アリ・しばらく閉鎖します」の看板。ジイ達が歩き始めて程なく熊出没の報告があったらしい。行けて・会わなかったから、ラッキーでした。その後、道道53号を更に北上し、鶴居村の温根内ビジターセンター。ここの木道は、文字通り「湿原」の上を歩ける。木道の上に何かの糞を目にする。キツネか?タヌキか?にしても周りは湿地だから、この上をトコトコ歩いていたんだろうか?などと考えていたら…なんとエゾジカに遭遇!湿原の草を食べている。あんなに細い足だから、湿地とそうでない部分と判って歩いているのだろう。…それから、ず〜っと向こう、多分1q先にタンチョウ2羽も確認。
もちろん公演もしましたよ。開演前に話しかけられる。「ずっと観たかったんです。その頃は小さな子が少なく、やっとお呼びできたら、自分の子達は中学生」…もう7年もやってるからなぁ。「1歳の孫が、札幌で観たそうです」…同じモノを観られて嬉しそう。「帯広まで行って観ました」…一昨日の「かくれやま」公演、ありがとうございました。
posted by むすび座メンバー at 07:06|
日記
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