2017年12月08日

ウサジイの公演日記#690

恵那市のこども園での話、続き。
今年の年長クラスは、15人ほど、全員が女の子!もちろん年少クラス以来同じ状況。で、園長先生曰く「やっぱり男の子って必要なのよねぇ」・・・集団に異性がいないと、クラス運営が難しいらしい。女の子同士譲らず、ギスギスするようだ。昨年の担任は相当参ったという。今年の担任は男性保育士。彼もまた、職員室に来てため息をついていた。
その解決方法が見つかった!それは「遊びに異年齢の男子を混ぜる」一つ年下の男の子を呼んで、一緒に遊ばせる。すると、不満がある場面でも「@@ちゃんは小さいから」と我慢する。一度その経験をすると今度は、同年齢同性同士でも「@@ちゃんを許したなら、今回も許すべき」という理屈ができあがる。
そのクラスの運動会の出し物。前出の男性保育士が「チアリーダー」を提案した。女の子たちは大喜び、やる気満々。練習も楽しくてしようがない。・・・で、園長先生が尋ねた。「競技はどうするの?」・・・担任の答えは、チアリーダーのオーディション。障害物競走をクリアした者だけが、午後の出し物に出演できる仕組み。練習の時には落選も出しながら、本番ではもちろん全員合格。園長先生曰く「練習が楽しくなくては、運動会の意義はない」
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2017年12月07日

ウサジイの公演日記#689

恵那市の山あいのこども園で公演。園児50弱の小さな園。しかし、この園があることで地域が支えられているとも言えるようです。
上演後、給食をいただいていると、年長クラスの子が二人、職員室に入ってきた。彼女たちは放送当番。自分で機材を操作して放送を始める。「お昼の放送を始めます」「今日の給食は」「エビフライと」「ポテトサラダと」、、、時々つまずき、先生にサポートされながら交互にアナウンスする。驚くのはその次。「キャベツは@@さんからもらいました」「@@さんを知ってますか?**ちゃんのおじいちゃんです」・・・給食の食材、極力地産地消に努めているとのこと。野菜を作るお年寄りの、生き甲斐にもなっているらしい。おしまいに「ジャガイモには、ビタミンCや澱粉が入ってます」これは給食調理員さんからのメッセージ。原稿にはイラストが描かれていて、放送が終わると当番は塗り絵をして、給食室前に掲示する。
このシステムは園長先生が始めた。その理由が、ほーナルホド!地域的に子どもたちは落ち着いているが、少人数の園ゆえアピール力に欠ける。その力を鍛えたい、とのことでした。
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2017年12月05日

ウサジイの公演日記#688

瀬戸市の保育園公演。古い窯である赤津焼の地域。園庭には寄贈された窯があり、子どもたちは今年、箸置きを作った。散歩でも、陶板の小径を歩くらしい。
終演後に園長先生とお話。その中で興味深かったのは、「気持ちに色を配置する」企画。例えば、勇気=赤。勇気ある行動をすると、先生扮するアカレンジャーから赤い粒々をもらえる。粒々、実は芳香剤のようなモノ。もらったモノは小瓶に入れる。このようにして様々な色の粒をゲットすると、小瓶には美しい虹色の層ができるという仕組みです。
夏のプール。水に顔をつけるのには抵抗がある。そこで水に粉を入れ赤くして、「勇気の粉を入れたから大丈夫!」すると皆んなが顔をつけられるようになった。この粉、実はバスクリンのようなモノ。(健康上、問題のないものを選択)なるべく良い赤になるように、様々なモノで実験したらしい。いやはや、実に頭の下がる作業です。
そんな先生の話、もう一つ。「カミナリカレー」に登場する雷の母。福々しい顔の、肝っ玉母ちゃん。サバサバしていて、息子にも遠慮なく接する。まぁ、ある意味暴力的でもある。で、園にはその母ちゃんにソックリの親御さんが居るらしい。先生方全員がそう思ったという。・・・そう思ったのは先生だけでなく、ソックリさんの息子も思い当たった。上演が終わると、彼は先生方に次々と問いかけた。「僕のお母さん、もう少し優しいよね!」・・・お母さん、良かったね!
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2017年12月04日

ウサジイの公演日記#687

「カミナリカレー」…空から落ちてきた雷の子と、独居老人の話です。出会った二人の間に様々な事件が起こり・・・やがて雷の子は母が迎えに来て空に帰り、爺さんはまた一人になる。爺さんは座り込み、周囲を眺め、そしてつぶやく。「静かじゃなぁ…」何となく寂しさを感じての台詞です。
このお芝居を観た先生方、とりわけ孫のいる世代の方には実感される瞬間らしい。中には「もうちょっとこの場面が長かったら、泣いていた」等という感想も。(いや実際、後ろの方で涙している先生を見たこともあります) 子どもたちも、何となくは判るようだ。しかし先日の飯田の子の例にはビックリ。終演後、園長先生が3歳さんのクラスに行ったところ、この景について話し合う男の子に遭遇。「爺ちゃん怖かったね」「うん。でも、本当は寂しいんだよ」「そうだよね。寂しいんだよね」・・・イヤハヤ、これにはこちらが感動!
この景にまつわるエピソード2つ。@うるさいほどではないが、空調の音が聞こえる上演会場。この景の途中でサーモスッタットが効いたのか、急に音が止まる。そして「静かじゃなぁ…」演者としは、実に気持ちの良い効果でした。Aうなだれる爺さん。と、最前列の年少クラスから聞こえる発言。「プーした!」・・・自分がしたのか?誰かがしたのを指摘しているのか?もちろん笑うわけにはゆかず・・・忘れることに専念しました。
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2017年12月03日

ぶぶふぉと…飯田

Hurvinek?(フルビネク?)
マイ・ネーム・イズ・ふうぶ!
 
※川本喜八郎人形美術館のチェコ企画展にて
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2017年11月29日

ウサジイの公演日記#686

名古屋市の保育園公演。住宅地にあるため、駐車スペースがほとんどない。車を玄関先に、無理やり突っ込むような形で搬入。ふと見ると、テラスに大きなニンジンのハリボテが吊るされている。そして、「ラッキー・ニンジン・デー」と表記されている。そんな園で「カミナリカレー」の上演。お芝居の中で、ジイさんは畑でニンジンを収穫し、それでカレーを作るのだが…。
終演後、園長先生が例の「……デー」について話してくださった。給食のニンジンが幾つか型抜きされて供されるとのこと。特別なニンジンに当たる可能性がある給食の日だという。決して好まれるわけではない野菜が、人気の的になる日らしい。当たった子は大喜び。当たらなかった子は、家で「ラッキー・ニンジンを作って!」とねだることもあるらしい。いや、実に上手いやり方だ。それに楽しい。今後、機会があれば、沢山の園に広めてゆこう!
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2017年11月20日

ウサジイの公演日記#685

津市の保育園公演。TVから北海道の雪の便りを聞いた朝、東名阪道から見る鈴鹿の山も薄っすらと雪化粧。毎年のように伺っている園ですが、園長先生がスゴイ!
上演後のご挨拶。子どもたちの前にペタンと座り、「どうやった?」「むすび座の人にナンカ言おうか」「思ったこと、一緒でなくていいから」、、、子どもたちは「ありがとう、ございました!」(関西イントネーションで)、、、何を言うかを子どもに委ねる。言うタイミングも任せる。なんだか感動的でさえある。開演時の挨拶でも、「ムスビザさ〜ん、って呼んだら出てくるかもしれんし、出てこやんかもしれん。呼んでみようか?」で、呼ばれたジイたちはドギマギしながら登場。舞台前には、まだ先生がいましたけれど、なんとか開演。
公演後に聞いたお話。園で作った畑での、芋掘りの成果が大小合わせて500本。どうするかを子どもたちに聞いた。「家に持って帰りたい!」と言うので「大きいのを一本、あと小さいのを4本」と指示した。そして園長先生は他の先生に「合わせて5本ならば、何も言わないこと」、、、子どもたちは、たくさん欲しいが他の人の分も考えねばと悩んだらしい。どれが大きいのか?小さいのか?・・・子どもに託し、待つ事を大切にしている保育園でした。
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2017年11月15日

ウサジイの公演日記#684

松本ツアーのお話、続き。
「カミナリカレー」中盤、畑仕事の場面。仕事の邪魔をする雷の子ゴロは、桶の上に座らされて退屈。で、爺さんに問いかける。「ねぇ爺さん、何歳?」 ジイの演じる爺さんは、まず無視。そして「教える必要なし!」という段取りなんですが・・・或る園でのこと、「爺さん何歳?」すると後ろの方から「2歳!」・・・未就園の親子席から。あまりのタイミング良さに、呆然。そして(ククク…)、しばらくはセリフが言えない状況。そちらには、確かに2歳くらいの子がいました。おそらく、年齢を言えるようになったところなのでしょう。
ちなみに後日、松阪の園でのこと。同じセリフに、「45歳くらい?」こちらは年長さんかな?考えながらの発言。しかし、祖父ですよ。50位でないと現実的ではないよ。
さて松本では午前の公演後に、給食がいただける。時々は園児さんと一緒に。彼らの話題はとりとめなく、多方にとんでゆくのですが、、、。ある日の年長クラス。人気者らしき彼のパフォーマンスが凄かった。食材を取り上げ、「ピーマンと結婚します!」と言って口付けを交わしてから食べる。それが延々と続く。周囲には大受け、先生は容認か諦めか。素晴らしいのは、しばらくの後、「結婚できないので、愛を贈ります!」とパターンを変える。チューができないらしく、投げキッスをする。・・・家庭環境を知りたい気分です。開放的なんだろうなぁ。
posted by むすび座メンバー at 19:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月14日

ぶぶふぉと…松本+

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福々しいの仲間です!

※道端に、道祖神ならぬ大黒&恵比寿。
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ウサジイの公演日記#683

おさんぽ劇場の松本ツアーは、5日10ステージ。
「ももんちゃん」は、3歳未満児さんが大喜び。取り分け2歳さんは、自分をももんちゃんに重ねているかのよう。カエルの真似をして、ももんちゃんがでんぐり返しをする場面。最前列の2歳さんも、同じように手をつき、オデコを床につける。一人がすると、横並びに4〜5人が同じようにオデコをつける。一方、年長さんはこの時期、かなり大きくなっている。ももんちゃんが山から落っこちる場面で、鍋を叩いて効果音を出す。すると冷静な声で一言、「リアル・・・」
「カミナリ」に出てくる蓄音機。子ども達も、なんとなく音源であることは判っているようだ。……で、ある園でのこと。ゴロちゃんの雷が蓄音機を壊してしまう場面。機材が横向きになり、レコード盤が見える。すると「CDだ!」確かに大きさは人形劇サイズで、CDと言われても文句は言えない。別の園ではこの場面、爺さんが壊したゴロを怒ると、「直せばいいよ」そうだね、本当に。大人なんだから冷静に対応するべきだよね。
posted by むすび座メンバー at 22:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする