・・・そして今日は、返礼上演「ともだちや」。地元・緑区の方が、周囲の親子に呼びかけてCFして下さった。しかし会場探しは困難を極めたらしい。市内の公的施設は定員が極度に抑えられ、丁度いいところがない。結局近隣の自治体の施設をお借りした。さて、仕込みが終わると三々五々集まって来る親子。なんと30近くもの家族が集まりました。この方たちに支えてもらっていると思うと、「ありがたい」っていうよりも「嬉しい」気持ちがわいてくる。(ちょっとカッコヨスギルけど)一緒に進んでゆこう!っていう感じかな。
搬入時から付き合っていた男の子・4歳、CFを呼びかけてくださった方の子です。仕込みが始まると、出てくる道具に「なんで〜?」を連発され、こちらはヘトヘト。ところが開演前、どういう訳かお父さんの膝でジッとしている。訳を問うと「恐い…」どう考えても恐がる年齢でもなさそうなのに。さらに聞く「何が恐いの?」すると舞台セットに描かれた「木立」が不気味だと言う。・・・なるほど確かにその通りです。奥深い森を感じさせる木立にそう思う君の感性は、極めてまっとうです。なおその後、彼はちゃんと観てました。
さて、上演。・・・お代を要求したキツネに激怒するオオカミ。結局和解し再会を約束する二人。その時会場から聞こえてきた声「オオカミって優しいね」前から2列目、2〜3歳位の女の子の声。いやぁ、もうドキッっとして、嬉しくて、ちょっと次の動作が遅れてしまいました。・・・返礼の公演はあと2つ、また報告します。
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